変化の著しい現代社会では、単に知識を身につけるだけではなく、情報を収集し判断する力、分析して自らの考えを表現する力が求められてきます。また、パソコンやタブレットなどのICTツールがあたり前の身近な道具として使えることが求められています。国の教育改革や大学入試改革の動向も踏まえて、生徒たちが自ら考え、深く調べ、表現する力を高めるため、Google Workspace for Educationを積極的に活用し、主体的・対話的で深い学びを実現していきます。
文星女子高は、未来を創造する人材育成を目指し、21世紀型学力を追求します。その核となるのが非認知能力の育成です。自己肯定感や学力向上に直結する非認知能力を、教育クラウドサービスEdvpathで測定・分析し、生徒が自身の強みや課題を深く理解できるようサポートします。また、日々の学びや挑戦の軌跡を記録するポートフォリオの継続的な蓄積を重視します。生徒が過去の自分と現在の自分を比較し、自身の成長を実感することで、主体的な学びへの意欲を高めます。これからの社会で活躍できる、自律した学び手を育成します。
これからのAI時代に必要な学力とは何でしょうか。大切なのは、AIではなく人間にしかできない力を身につけることです。それは文脈やコミュニケーションを理解し、多様な情報や状況を判断し、行動する力であると考えています。考え、判断する基本となるのは、読解力と基礎的な学力です。文星女子高では、義務教育との接続を考えながら、生徒それぞれの得意分野や苦手分野に対応するため、ICTを活用した学習サービス「すらら」を導入し、一人ひとりに最適化した学力養成を実現しています。
毎朝10分間の読書活動に加え、生徒の読解力を向上させる新しい取り組みをはじめました。読書体験は、語彙力をはじめとする言語能力や感性、想像力を育てます。一方、多読だけでは身につかないものもあります。それは「文章の意味を正確に理解する力」です。文星女子高では、読解力育成トレーニングとして、新井紀子氏(国立情報学研究所社会共有知研究センター長)が開発したリーディングスキルテスト(略称:RST)の考え方を積極的に取り入れ、問題を作成、独自のプログラムを開発して、生徒の読解力向上につなげています。読解力育成トレーニングを定期的に実践することで、生徒の「読解力」を科学的に分析し、正しい学習につなげます。文星女子高が目指すのは、「教科書の内容を自力で読み解く力」の育成です。AI時代の今、世の中はどう変化するか予想もつきません。学びたいものが見つかったとき、「自力で理解できる力」を手にすることが、生徒たちの「生きる力」につながると信じています。
文星女子高では、すべての教育活動が探究的・課題解決的な学びとなることを目指しています。その中心となる総合的な探究の時間では、自分が興味を持っていることや身近にある素朴な疑問をテーマにすることから出発し、地域課題をはじめとする社会問題に触れていきます。テーマについて仮説をたて、資料や文献を集めて調査し、考察を加えてレポートを作成します。レポートの内容はポスターやプレゼンテーションで表現します。保護者など、外部に向けての発表会も開催されます。